投資金額について その2


投資金額について その1でもお話ししましたが、実はパチンコをする方々があまり理解されていないことが他にもあります。

パチンコやパチスロのリスク(換金率)についてです。

換金率(≒期待値)というものは簡単に言うと、「いくら投資して、いくら戻ってくるか」を示す指標です。100万円投資して75万円戻ってくるのであれば、換金率は75%、100万円投資して115万円戻ってくるのであれば、換金率は115%といった具合です。

よく、
「宝くじは換金率が45%くらいなのに、パチスロは悪くても95%程度だから、宝くじに比べるとパチスロはギャンブル性が低いんだよ!」
という会話を耳にします。

確かに数字の上では宝くじのほうが圧倒的に負ける可能性が高いです。理論上それは正しいです。
宝くじを年間1000万円買う人は、理論上は450万円程度戻ってくるので、550万円の損。
パチスロで年間1000万円投資する人は、950万円程戻ってくるので、50万円の損。
こうなります。


しかし、実際に宝くじを1000万円買っていますか(笑)?
実際には宝くじを年間10万円以上買ってる方のほうが珍しいと思います。
つまり、投資金額の大きいパチンコ・パチスロのほうが圧倒的に負け額が大きいです。

実際は、きっとこれに近いと思われます。
宝くじ:年間10万円購入→年間5.5万円の損(換金率45%計算)
パチンコ:年間500万円投資→年間50万円の損(換金率90%計算)


どんなに投資額(購入額)が小さいとはいえ、理論的には宝くじも買うべきではないです。買えば買うほどものすごい勢いでマイナスになります。娯楽のレベルを超えない範囲で楽しむことをお勧めします。


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